「この国を愛していないのか?」 警察官、サムスン製携帯を使っていた少年に犬の糞食べさせる
XINHUA.JP 6月3日(月)5時4分配信
台湾メディアによると、警察官が検問を突破して捕まえた少年の携帯電話が台湾製ではなく韓国サムスン製であったことに腹を立て、犬のフンを食べさせたり、暴行を加えたりしていたことが分かった。
中国台湾網が伝えた。
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事件が起きたのは先月8日の深夜。2人の少年、馬くんと徐くんが無免許にノーヘルメットでバイクを2人乗りしていたところ、検問を発見。そのまま突破した。
ところが、逃げ回っているうちに迷子になり、仕方なく警察に道を聞く羽目に。結局、3人の警察官がパトカーで2人のいる場所まで迎えに来た。警察官は2人の姿を見るなり、
「逃げ足が速い奴らだ」と言いながら顔や頭を殴ったという。
車内では、馬くんの携帯電話が韓国サムスン製であることに気付くと、「お前は台湾を愛していないのか」と怒りを爆発。近くの空き地で降ろされ、無理やりひざまずかせた。
さらに、地面に落ちている犬のフンを食べるよう要求。
馬くんが「食べられない」と言うと、徐くんに「お前が食べなければ、お前の友達を殴る」と脅し、殴る蹴るの暴行を加えた。徐くんが地面の上に転がっていた乾いた犬のフンを口に入れると、
警察官らは「飲み込め」と強要した。
徐くんはその後、2日間も下痢が続いたという。家族が警察に抗議して発覚した。一方、3人の警察官は少年への暴行も犬のフンを食べるよう強要したことも否定しているという。
(編集翻訳 小豆沢紀子)
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