ホンダF1復活正式決定!エンジンの設計はすでに終了し、テスト中!正式に記者会見も!
Q.(スティンガー山口)F1から市販車、またそれの逆の技術交換というのはどの位の比率で考えているの?
日本のハイブリッド技術は優れているし、日本の技術力を世界に示すいい機会であるが、日本の工業界を元気にするという意味でどう考えているのか。
A.(社長)どの位という風に答えるのは難しい。
ハイブリッドに関しては幅広くやっているし、色々なタイプの車を出す。
ハイブリッド量産に対する信頼性、燃費、走りなどのノウハウはあるので、これをレースに役立てるようにというのは関心を持っている。
レースからとなるとダウンサイジングターボで、更に回生をするという技術は量産車に間違いなく影響を与えていくという期待を持っている。
F1でも効率という大きな軸が出来てそれにチャレンジする価値はあるし、積極的に加わってレースを楽しみたいし、技術を量産車に波及させたい。
日本が得意としている分野であるので、こういう事で日本全体が元気になると思っている
Q.ウィットマーシュへ
日本ではこういう技術が優れているという説明を貰ったが、それに対してどういう期待をしているのか。
A.ウィットマーシュ
ホンダというのはエンジニアリングの面で卓越した技術、実績などに対する思い入れがあると感じている。
最近ホンダとか関わっていてモータースポーツについての熱意を高く感じる。
前のF1の際に私も関わらせてもらっていたが、その時も同じような印象を持っている。
F1では更なる低燃費化が推し進められていて、社会でも同じように求められているが、
個人的にはF1でそれを採用するのは少し遅かったのではと思っている。
自動車は低燃費化、社会にやさしいというのが社会で求められているが、それに対抗する技術を持っている。
例えばダウンサイジングターボやハイブリッドの構成要素などそれらの技術において卓越しているのがホンダである。
今後両者のパートナーシップの発展を楽しみにしている。
Q.エコエンジンとレーシングエンジンは似ているのか?
A.全くその通りで新しいレギュレーションでは少ないガソリンで速く走るのかというのが環境と性能を両立させる面では同じである。
しかし、出力と効率を同時に一番大きい所に持って行かなければならないので、とても開発の難易度は高い。
(社長)
F1をやっているから(ホンダに)入るという人は少ないですが、それに甘んじては行けない。
面白い会社、ワクワクする会社、日本にそういうムードを持って行きたいし、そういう企業活動に参加して行きたい若い人を望んでいる。