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34 ジャガーネコ(徳島県)
陰りゆく日本の中型セダン「カムリ」、「アコード」の米国販売

チャーリー・スミスさん(63)にとって、手ごろな価格の家族向けセダンを買うことは、
頭を使うことではなかった。日本車は品質や信頼性、再販価値においても抜きんでているとの確信から、
たいてい日産自動車の車を買っていたからだ。

しかし数カ月前に新車を探していたスミスさんは独フォルクスワーゲン(VW)や
韓国の現代自動車、それに米ミシガン州デトロイトのメーカーが製造する車を調べ、
結局、米フォード・モーターの中型セダン「フュージョン・ハイブリッド」に決めた。
スミスさんにとって久しぶりの国産ブランド車だ。

トヨタとホンダのシェア低下は11年から始まった。大胆なデザインの現代の「ソナタ」や、
日本車より安いVWの「パサート」が登場してからだ。日産の新型「アルティマ」やフォードの「フュージョン」、
GMのシボレーブランドの「マリブ」がショールームに並ぶようになったのは昨年のことだった。

新たな競合車種の参入で、日本のメーカーは予期していなかった対策を強いられることになった。
割引率の拡大などの販売促進策だ。トヨタは最近、13年型の「カムリ」を対象に金利ゼロの融資を始めた。
年初から不振が続く販売にてこ入れするためだ。

「カムリ」は依然としてこのカテゴリーで最も売れているが、年初から4月までの販売台数は前年同期より7%減少した。
エドマンズ・ドット・コムによると、先月の正味価格の平均は約2万1336ドルで、12年3月より約2700ドル下落した。

米国で2番目に売れている「アコード」は、ホンダの社内販売目標を下回った、と
販売担当のバイスプレジデント、ジョン・メンデル氏は話す。
ホンダの販売は4月、前年同月比で5%下落した。ホンダの販売促進のための報奨金等は
今、中型セダン市場で最も低い水準にある。

http://jp.wsj.com/article/SB10001424127887324826304578465940931927834.html?mod=WSJJP_hpp_LEFTTopStoriesSecond