靖国問題―なぜ火種をまくのか
近隣諸国との関係改善が必要なときに、安倍政権はいったい何をしているのか。
麻生副総理・財務相ら3閣僚が、春季例大祭に合わせて靖国神社を参拝した。
安倍首相は参拝を控えたが、神前に捧げる供え物「真榊(まさかき)」を奉納した。
これに反発して、韓国は今週末に予定していた尹炳世(ユンビョンセ)外相の訪日を取りやめた。
中国外務省も日本に「厳正な申し立て」をしたと発表した。
菅官房長官は会見で「影響を外交に及ぼすべきではない」と語った。
だが、靖国参拝は歴史認識に関わる問題であり、両国の反発は当然、予想されたはずである。
(中略)
首相は再登板後も、歴史問題をあまり前面に出さず、経済再生を優先してきた。
しかし、このところ気になる言動が目立ち始めている。
2月の国会答弁では「(前回の)首相在任中に靖国参拝できなかったのは痛恨の極みだ」と語った。
きのうの国会では、過去の植民地支配と侵略へのおわびと反省を表明した村山談話に
ついて「安倍内閣として、そのまま継承しているわけではない」と述べた。
高い支持率で、緊張感が薄れているのではないか。閣僚の言動も含め、自制を求めたい。
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