重工大手の川崎重工業と三井造船は、事業環境が一段と厳しくなっている
造船部門を強化することなどでしれつな国際競争を勝ち残っていこうと、
経営統合の協議を進めていることが分かりました。
関係者によりますと、経営統合を協議しているのは川崎重工業と三井造船で、
統合の方式は合併することなどが検討されています。
統合が実現しますと、去年3月期の売上高が1兆8000億円を上回り、
国内ではトップの三菱重工業に次ぐ規模となります。
両社が経営統合を目指す背景には、主力事業のひとつである造船部門が、
リーマンショック以前に、大量に受注した船の建造がほぼ底をつく一方、
世界的な船の供給過剰で新規の受注がなかなか確保できないため、
今後、造船所の稼働率が大幅に悪化し、事業環境が一段と厳しくなることへの危機感などがあります。
このため両社は、統合で経営基盤を強化し、造船事業のてこ入れを図るとともに、
航空宇宙や鉄道車両、それに、海底から石油や天然ガスを採取する海洋開発など
幅広い事業を手がける重工大手としてしれつな国際競争での勝ち残りを目指すねらいがあるものとみられます。
ただ、関係者によりますと、両社の間では統合に踏み切ることに慎重な意見もあるほか、
新たな経営体制や統合の比率などについても、これから具体的な調整が進められるということで、
最終的に両社が合意に至るかどうか、今後の協議が注目されます。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130422/k10014081101000.html 依頼
http://hayabusa3.2ch.net/test/read.cgi/news/1366455347/72 斑(徳島県):2013/04/22(月) 07:11:56.55 ID:AzYJvqqm0