人口の落ち込み最大 65歳以上、初の3000万人突破
総務省が16日発表した平成24年10月1日現在の人口推計によると、外国人を含む総人口は前年に比べ
28万4000人(0.22%)減の1億2751万5000人となった。マイナスは2年連続で、現行基準で統計を
取り始めた昭和25年以降で減少数、率ともに最大を更新した。65歳以上の人口は初めて3000万人を
突破しており、人口減と高齢化の進行が鮮明になった。
人口減は、平成23年10月から1年間で、死亡者が出生者を20万5000人上回ったほか、東日本
大震災などの影響で外国人の出国者が入国者より5万6000人多かったのが要因。
65歳以上の人口は、104万1000人増の3079万3000人。昭和22〜24年ごろに生まれた団塊の
世代の一部が65歳に達したためで、総人口に占める割合は24.1%で過去最高を更新した。14歳
以下の人口は15万8000人減の1654万7000人で、過去最低だった。
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/130416/mca1304161659016-n1.htm