プラカ隊リーダー木野さん「生粋の日本人だけど在特会の在日韓国人への嫌韓デモは恥ずかしい」
人と今 木野寿紀さん(「反韓デモに対する意思表示」呼びかけ人 「仲良くしようぜ」をかかげて
今年に入り、東京・新大久保で毎週のように行われる「反韓デモ」は、「韓国人は死ね」「殺せ」など言動が過激化していた。
このような「反韓デモ」に対して、反対の意思表示をしようと、ネットやツイッターで呼びかけた。
2月17日、罵詈雑言を浴びせるデモ隊150人に対して、最初は30人ほどの賛同者が集まり、
「仲良くしようぜ」と書かれたプラカードを掲げて、デモ反対を訴えた。
その後のデモでは、150人(3月17日)、400人(3月31日)とデモ隊を上回る人たちが参加するようになった。
「私たちのツイッターを見て来てくれた人が多かった。だから顔も知らない人が多い」という。
静岡県出身。20歳の時に上京。ジャズが好きで音楽活動をやるためだった。
現在は通信関係の会社で働きながら、通信制大学にも通っている。
在特会などの「反韓デモ」は、4年前ぐらいからユーチューブの映像で知っていた。
今年1月12日に行われた新大久保のデモが、Kポップファンの中で「日本人として恥ずかしい」と話題になった。
一般の人たちも怒り始めていると感じた。
そこで一般の人たちと一緒にできることはないかと考えた結果、「プラカード隊」が生まれたという。
「デモは早くやめてもらいたい。みんな怒っている。地元の日本人も韓国人も不快に思っている。
ここまできたら素通りさせてはいけない」と訴える。
http://news.onekoreanews.net/detail.php?number=72882&thread=01r04