今、フランスの漫画「バンドデシネ」が日本で大人気らしい
フランスの漫画 バンドデシネ 日本で脚光、ファン急増
フランスやベルギーで生み出される漫画「バンドデシネ(BD(べーデー))」が脚光を浴びている。
2月まで開催されたマンガやアニメなどの優れた作品を紹介する「文化庁メディア芸術祭」では、海外作品として初めて「マンガ部門」大賞にBDの『闇の国々』が選ばれる快挙を達成。
オールカラーの絵など日本漫画と異なる魅力でファンを増やし、国内での刊行点数も右肩上がりが続いている。(山田泰弘)
◆オールカラーの魅力
バンドデシネというフランス語は「絵が描かれた帯」という意味で、日本語に意訳すると「続き漫画」となる。
10年前は、ほとんどの作品を日本語で読めない“冬の時代”だったが、国内で昨年、翻訳・出版されたBDは約20作品に上る。
オールカラーが主流で、絵の魅力を最大限に引き出すため、A4サイズほどの大判で刊行されることが多い。
日本と違い、雑誌連載を経ずに単行本で発売されるので、作家は自分のペースでじっくりと作品作りを進めることができるという。
http://sankei.jp.msn.com/entertainments/news/130401/ent13040108110001-n1.htm