トレーラー事故 危険運転致死罪適用に向け捜査
今月15日、東京・大田区の国道で大型トレーラーが反対車線にはみ出して軽乗用車に衝突し、
男性が死亡した事故で、逮捕されたトレーラーの運転手が、別の車の運転に腹を立てて
急ブレーキをかけたはずみで荷台部分が車線をはみ出した可能性が高いことが分かり、
警視庁は危険運転致死罪の適用に向けて捜査を進めています。
今月15日、大田区南蒲田の国道で、大型トレーラーの荷台部分が反対車線にはみ出して
軽乗用車に衝突し、軽乗用車を運転していた43歳の男性が死亡しました。
トレーラーを運転していた福島県の佐藤賀津彦容疑者(45)が、現場から走り去ったひき逃げと
自動車運転過失致死の疑いで逮捕され、その後の調べに対して、「別の車の運転に腹が立ち、
わざと急ブレーキをかけた」と供述していることが、警視庁への取材で分かりました。
警視庁によりますと、トレーラーは急ブレーキが原因で荷台部分のタイヤが横滑りをして
反対車線にはみ出した可能性が高く、たまたま通りかかった軽乗用車に衝突したということです。
警視庁は、乱暴な運転が事故につながったとみて、
罰則の重い危険運転致死罪の適用に向けて捜査を進めています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130320/k10013327041000.html