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111 ジャガランディ(愛知県)
択捉島が氷に閉じ込められて兵糧攻め中。なお、ただちに飢餓の心配はない

【ウラジオストク=西村大輔】北方領土・択捉島で、貨物船が流氷に阻まれて今月2日から入港できない状態が続いている。商店の生鮮食品の商品棚はがらがらだ。
肉や乳製品などを断つロシア正教の「大斎期」が18日に始まったばかりだが、20日付の地元紙「赤い灯台」は「ロシア正教徒だけでなく、全住民が断食を守らざるを得ない」と伝えた。

 択捉島では、主な食料品はサハリン島からの貨物船輸送に頼る。悪天候や流氷の影響で船が着岸できないことはよくあるが、3週間近くも途絶えることは珍しいという。
日本の気象庁によると、サハリンから北方領土の間のオホーツク海の大半がびっしりと流氷に覆われている。ノーボスチ通信によると、今年の流氷の面積は昨年よりも2割程度広いという。

 「赤い灯台」紙は、中心都市・紗那(クリリスク)のほとんど商品がない商店の写真を掲載し「(大斎期に慎む)肉や卵、乳製品がないのはいいが、
(食べてもいい)野菜や果物までないのは残念」と記している。ただ、島内には穀物やパスタ、缶詰の備蓄があり、直ちに飢餓に陥る状態ではないという。

http://www.asahi.com/international/update/0322/TKY201303220025.html