86がじじいに人気でベンツもMT車投入
乗用車のマニュアル・トランスミッション(MT)車がじわり存在感を高めている。トヨタ自動車が昨春、
13年ぶりにMT車のスポーツ車を投入し、団塊世代の購買意欲を喚起するなど計画を上回る販売となり、
輸入車などで追随する動きが出てきた。
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団塊世代から支持
メルセデス・ベンツ日本は先月、2人乗りオープンカー「SLKクラス」にMT車モデル(493万円から)を追加発売した。
MT車の投入は21年ぶり。その理由について「要望が多かった」(担当者)という。
MTの人気の火付け役は、トヨタが昨年発売した小型スポーツ車「86(ハチロク)」だ。業界関係者は、
ベンツのMT投入も「ハチロクがオールドファンから支持されていることの影響」と指摘する。
ハチロクの発売からの累計販売台数は10カ月間で2万6千台と、月間販売目標1千台を大きく上回っている。
共同開発した富士重工業の「スバル BRZ」も5600台を販売。発売直後のMT車受注率はハチロクで6割、BRZで7割に上ったという。
以下ソース
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/130317/biz13031708060002-n1.htm