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http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPJT831228620130315 [ワシントン 15日 ロイター] ルー米財務長官は来週の訪中で、
米国へのサイバー攻撃の調査、阻止に向け「真剣な措置」を講じるよう中国側に要請するとともに、
習近平国家主席率いる新政権に経済改革の加速を促す。米政府高官が15日、明らかにした。
ルー長官は来週19─20日に中国を訪問する。
同高官は「中国は10年に1度の新体制への移行期にあり、改革プロセスも岐路にある」とし、
ルー長官は「重要な時期に」中国を訪問するとの認識を示した。
その上で「この時期に中国新指導部と関係を強化することが肝要」と述べた。
サイバーセキュリティー問題をめぐっては、米国へのハッカー攻撃について調査および防止対策で真剣な措置を講じるとともに、
米中双方にとり脅威が増大しているとの認識に立ち、
サイバースペースにおける納得のいく行動規範の確立に向けて建設的な直接対話に応じるよう中国に要請すると述べた。
また人民元のさらなる上昇や、一段の市場開放、知的財産保護の強化なども求めるとしている。
同高官によると、両国は米中戦略・経済対話を年央にワシントンで開催する見通し。