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74 白黒(家)
【悲報】全国最大規模の巨大キャバレー「札幌クラブハイツ」28日に閉店

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130224-00000063-mailo-hok
フォトスクランブル:閉店からの出発 「札幌クラブハイツ」No.1ホステス /北海道
       毎日新聞 2月24日(日)11時53分配信
 今月28日で閉店する全国最大規模で道内唯一の大型キャバレー「札幌クラブハイツ」(札幌市中央区
南5西3)。在籍ホステスは20〜40代の約130人。閉店後、それぞれの新しい道を歩み始める。
 2年間、店でナンバーワンだった新居真由(にいまゆ)さん(38)は閉店翌日の3月1日、ススキノの
飲食店ビルにバーを出店する。
 主婦だった新居さんは5年前、友人の紹介で夜の世界に入った。クラブハイツの大きさとホステスの多さに
驚く毎日だったが、「どんな仕事もお客様に共感を得られたかどうかが成果」と必死に努力した。携帯電話
は手放さず、客のメールには必ず返信。営業成績は上がり、2年後に2位に。だが、1位は遠かった。
 「当時ナンバーワンは毎日着物を着て、450席もある店内を端から端まで駆け回っていた。追いつける
存在ではなかった」。1年後、その女性が店を辞め1位になった。「自分は自分らしくいくしかない」と腹をくくった。
客から「ナンバーワンに見えない」と言われることも。本音で接客し素の自分をぶつけ、「夜の世界に向いて
いない」というが、その飾らない姿が客の心をひく。
 閉店を聞かされたのは先月上旬。1週間後、「今やらなかったら自分の店は持てない」と決意した。日中は
開店準備、夜は出勤と疲れもピークだが、「最後まで、やりきることがナンバーワンを体験させてくれた店
への感謝」と揺るがない。
 今月9日、店最後のミーティングで、末永礼造社長(64)から表彰状を手渡され、初めて店が閉まるという
実感が胸を締めつけた。名字と同じ「2位(にい)」の響きに笑っていたあの頃……。涙があふれてきた。
 28日午後11時半。クラブハイツは40年余りの歩みに幕を閉じる。