日経「安倍首相がTPP交渉参加決断したぞ!首相のハラは固まっている、と首相に近い政府関係者が」
安倍首相、TPP交渉参加決断へ
2013年2月18日(月)
http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20130214/243733/ 安倍晋三首相がTPP交渉に参加する意向を固めたことが分かった。
2月下旬の日米首脳会談後、国内調整を経て正式に表明する方向だ。
ほかの経済連携交渉を円滑に進めるためにも早期の農業改革が急務となる。
安倍晋三首相がTPP(環太平洋経済連携協定)交渉に参加する意向を固めたことが
本誌の取材で明らかになった。安倍首相に近い政府関係者などが「首相のハラは固まっている」と明言した。
2月下旬のバラク・オバマ米大統領との首脳会談で交渉参加への意欲を表明。
自民党との調整や米国など関係国との事前協議を加速し、早期に正式に参加表明する方向で調整を進める。
TPP交渉に入るにはすべての交渉参加国による承認がいる。
特に米国は、政府が議会の了承を得る必要があり、手続きに90日超かかる。
今年のTPP交渉は3、5、9月の開催が予定されている。仮に3月に参加表明しても
正式に交渉の席に着くのは9月になると見られる。TPP交渉に参加する11カ国は年内の交渉妥結を目指しており、
ギリギリのタイミングで交渉に滑り込む格好になりそうだ。
今夏の参院選を控え、自民内では農業団体などの反発を懸念し、交渉参加への反対論が渦巻く。
それでも安倍首相がTPP交渉参加へとアクセルを踏む背景には、米国などとの内々の調整を通じて
関税撤廃の例外措置を確保できる余地があるとの認識が深まったことがある。
関連動画
【宇都隆史】正しい報道を!国を憂えるからこそのTPP反対論[桜H25/2/15]
http://www.nicovideo.jp/watch/1360918336