中国海軍の艦艇が今年1月、海上自衛隊の護衛艦とヘリコプターに射撃管制用レーダーを照射していた問題で、
民主党政権時代にも複数回、レーダー照射があったとの報道が相次いでいる。
事実なら、民主党は、武力衝突に発展しかねない中国の挑発行為を、国民に隠蔽していたことになる。
朝日新聞は6日夕刊で「尖閣国有化前も照射」として、政府関係者の証言として、
昨年9月の沖縄県・尖閣諸島国有化前にも、レーダー照射が複数回あったと報道。
日経新聞も7日朝刊で「中国、以前にも照射」「民主政権公表せず」として、
「当時の野田佳彦首相や岡田克也副総理らは『日中関係を悪化させたくないとの判断で公表を避けた』と関係者は語る」と報道した。
民主党の海江田万里代表は6日、事案発生から公表まで期間が空いたことを
「どういう理由で遅れたのか、たださないといけない」と発言。
同党の池口修次参院国対委員長も記者会見で「隠蔽体質を疑う」と政府を批判したが、
中国を増長させたのは、実は、民主党の弱腰対応ではないのか。
民主党の十八番であるブーメランがまた炸裂したのかもしれない。
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20130207/plt1302071139003-n1.htm