○○○スレ立て依頼所○○○

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4 ボンベイ(神奈川県)
海外派遣ドカタ/親方を専門技術者/プロジェクトマネージャとか呼ぶの、もう止めない?


アルジェリア事件:現場支えた熟年技術者…世界渡り歩く

 アルジェリア人質事件で死亡した日本人10人のうち、協力会社の一つ「開南」(東京都渋谷区)から派遣され、死亡した技術者3人は50〜60代で、今回のアルジェリアを含め、判明しただけで計12の国や地域で建設に従事してきた。
関係者によると、海外のプラント建設はこうしたベテラン技術者が支えているが、高齢化が著しい。厳しい気候や生活環境の中で働いてきた貴重な人材が犠牲となった。

 後藤康次さん(59)は同社で30年間にわたり、中米やアジアなど少なくとも6カ国でダムや橋、道路などの建設に携わったベテラン。
渕田六郎さん(64)は大手建設会社の元エンジニアで、03年に入社。9年間で中東やアジアの工事現場を飛び回った。緒方弘昭さん(57)も16年前に入社し、アジアやアフリカで働いた。
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 日揮の元社員(75)によると、30年前の建設現場では臨時雇用も含めほぼ全員が社員だったが、円高が進む80年代半ば以降、派遣技術者で置き換えられていったという。
現役社員の一人は「彼らみたいな派遣の職人たちがいなければ、プラント建設は成り立たない」と話す。【福島祥、水戸健一】

◇頼らざるを得ず
 森永卓郎・独協大経済学部教授(労働経済)の話 建設大手は50代半ばまでに同期の多くが早期退職の優遇を得て辞めていく。
退職者はプラントの設備投資がない国内で再就職の機会が見込めないため、派遣会社に登録して、海外に働く場を求めることになる。
景気の悪化でどの企業も採用を抑制しており、若い力を育てることができない。海外の現場で、技術を有した高齢のエンジニアに頼らざるを得ない状況だ。
http://mainichi.jp/select/news/20130126k0000e040233000c.html

【参考】記事中の「開南」(東京都渋谷区)の本社
http://goo.gl/maps/NKnys