栄養価高い無農薬レタス…玉川大LED農園

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1 キジ白(兵庫県)

 玉川大学(東京都町田市)の渡辺博之教授は23日、敷地内に建設したLED(発光ダイオード)農園を報道陣に公開した。
 昨年10月からLEDの光と液体肥料でレタスを育てる試験運用を開始。露地栽培に比べ、栄養価が高く無農薬野菜を短期間で栽培することが可能で、レタスは2月から町田
などのスーパーで販売される。渡辺教授は今後、5〜6年で世界初の事業化を目指すという。
 LED農園は2階建て延べ床面積約900平方メートルの建物。栽培室は、約50のセンサーによって光や温度、湿度が管理されている。今はレタスのみの栽培だが、野菜の
特徴に合わせ、青、赤、緑の光の波長を調整して当てたり、光量を強くすることで高栄養の野菜を短期間で収穫できる仕組みだ。
 栽培されているレタスはレッドファイヤー、グリーンウェーブ、フリルレタスの3種類。露地栽培に比べ栽培期間は、3分の1の15日間。ビタミンやポリフェノールが豊富で抗酸
化力も2・6倍にもなるため、長持ちするという。クリーン室で行う無農薬の水耕栽培のため、雑菌がほとんど付かず、洗わずにたべられる。現在の生産量は日産600株だが、今後3900株まで増やす予定だ。
 渡辺教授は三菱化学の研究員だった1992年、米航空宇宙局(NASA)がLEDを使って宇宙空間で植物を栽培する研究を視察。その時、LED農園の構想を抱き、2003年に玉川大に移ってから、本格的に研究を始めた。
 LEDによる栽培は、ランプの耐久性や高額な初期投資額が課題だった。だが改良を重ね、ランプの耐久性を上げ、植物の光に対する反応を分析し、効率的な栽培方法を
確立させたほか、栽培や収穫を全て機械で行うことで人件費を削減し、事業の採算性に見通しが立ったという。大学は初期投資額を公表していないが5年後には回収でき、事業化を図れるという。
 収穫したレタスは「夢菜」と名付けられ、小田急線沿線のスーパー「Odakyu OX」の店頭に並ぶ。渡辺教授は「高品質な野菜を安定供給できる仕組みを作り、地方の農業
支援に役立てたい。将来的には医薬的な効果を持った野菜も生産していきたい」と話す。

http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news/20130124-OYT8T00470.htm
http://www.yomiuri.co.jp/photo/20130124-001579-1-L.jpg
2 ボブキャット(東京都):2013/01/26(土) 06:53:41.64 ID:QQge0vNM0
OXだけじゃなくてゆりストアと石井にも頼む
3 バーミーズ(静岡県):2013/01/26(土) 07:27:43.93 ID:+aM9vMzc0
やっと来たか、さっさと事業化してくれ
4 アビシニアン(滋賀県)
キャベツは無理か?