武器輸出大国フランス、中国への武器輸出を渇望 まずは浅海用小型潜水艦カイマンか

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1 ラガマフィン(大阪府)

 安倍晋三首相(58)と1月9日、電話会談したフランスのフランソワ・オランド大統領(58)は「安全保障・
経済」協力にも期待した。2012年8月には「日本にふさわしい関心が払われてこなかった」とも公言している。
兵器に関する外国との共同研究や取引を視野に入れた、民主党政権の数少ない功績「武器輸出3原則」
緩和も意識した発言だと感じた。同時に昨年10月、海洋軍事産業見本市(パリ)で、仏大手国策造船
会社が発表した小型潜水艦を思い出した。大統領の一連の言動は、日本と中国の双方に平然と
兵器を売り込む序曲…。フランスの抑えきれない“邪心”を感じゾッとさせられた。

 小型潜水艦の売り込み

 発表された潜水艦SMX−26カイマンは水深12メートルの浅海でも作戦行動でき、可潜時間30日。
対水上艦用長魚雷2本/対潜用短魚雷8本を搭載する。

 有力売り込み先は中国では、と疑った。中国海軍が超えるべきハードルは、潜水艦による浅海での
作戦行動だからだ。

 中国の台湾侵攻や朝鮮有事で北を支援する場合、米空母打撃群の急派・反撃を受ける可能性がある。
その際、中国軍、特に潜水艦は最低でも九州・沖縄から台湾〜フィリピン〜ボルネオを結ぶ第1列島線、
できれば伊豆諸島を起点に小笠原諸島〜グアム・サイパン〜パプアニューギニアに至る第2列島線で
迎撃する必要がある。

 米軍を支援する日本の貿易航路も、中国軍による封鎖で南シナ海を通る西→東回りから、
太平洋を通る東→西回りに変更しているはずで、日本向け商船の破壊も第2列島線付近が作戦海域となろう。

長いのでソース
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130120/erp13012010320003-n1.htm