“米108勝右腕”パディーヤ獲得!1年2億9000万円…ソフトバンク
ソフトバンクが、レッドソックスからFAになっていたメジャー通算108勝右腕、
ビセンテ・パディーヤ投手(35)を獲得したことが17日、分かった。
米大リーグ公式サイトが16日(日本時間17日)に
1年325万ドル(約2億9000万円)で契約したと伝えた。
近日中にも球団から正式に発表される。
2年ぶりの日本一奪回へ盤石のローテが完成する。パディーヤは昨季、中継ぎで
56試合に登板し4勝1敗1セーブ23ホールドをマーク。
だが、球団はレンジャーズ時代の2006年に15勝をマークするなど
計5度の2ケタ勝利をマークした実績から先発で起用する方針だ。
「(先発、中継ぎの)どちらもできると聞いているが先発として考えている」と
石渡編成・育成部長は期待。昨年のチーム防御率はリーグトップの2・56。
摂津、大隣の左右両エースを始め、駒のそろっている
先発陣に新助っ人右腕が加われば球界屈指の投手陣になる。
ツーシームなどで強気に内角を攻める投球スタイルがパディーヤの持ち味。
メジャー通算109死球と多く、09年には相手チームの“報復”から選手を守るため
レンジャーズから戦力外通告を受けたこともある。
だが米国に比べ内角のストライクゾーンが広い日本なら大きな武器になる。
ソフトバンクは今オフ、寺原、五十嵐、ラヘアを獲得するなど“孫マネー”で
大補強を進めてきた。「補強はひと段落」と石渡部長。
大トリを飾る大物右腕の加入でリーグV、日本一奪回への準備は整った。
http://hochi.yomiuri.co.jp/osaka/baseball/npb/news/20130118-OHO1T00024.htm