【慰安婦】 朝日「価値観外交? 安倍首相の”価値観”の方が問題だ!」
東南アジア歴訪―「価値観」を語るなら
安倍首相が、就任後初の外遊となる東南アジア歴訪を終えて帰国した。
アルジェリア人質事件の対応を理由に日程を短縮。東南アジア諸国連合(ASEAN)との
友好協力40周年を記念するスピーチも中止になった。
それでも、東・南シナ海で軍事的圧力を強める中国をめぐる協力関係を築き、成長著しい
この地域の経済活力を取り込むという目的に照らせば、一定の成果はあったといえるだろう。
だが、首相が掲げる「価値観外交」にふさわしい第一歩になったとは、とてもいえない。
(中略)
首相の価値観外交は、中国や北朝鮮への牽制(けんせい)に主眼があるのかもしれない。
ただ、相手国によって、それを主張したり、しなかったりでは普遍的とはいえない。
歴訪と前後して、逆に首相自身の「価値観」を問題視する発言が、各国の政府関係者から
相次いでいる。
豪州のカー外相は、慰安婦問題で旧日本軍の強制性を認めた河野談話の見直しについて
「近代史で最も暗い出来事の一つであり、見直しは望ましくない」と指摘。米オバマ政権の
高官も同様の懸念を示した。
共有すべき価値観とは何かもまた問われている。
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http://www.asahi.com/paper/editorial20130119.html