自民、公明両党は13日までに、富裕層を対象にした所得税と相続税の最高税率を
2015年1月から引き上げる方向で調整に入った。所得税は現在の40%から45%に、
相続税は50%から55%に上げる案を軸に詰めの協議をしている。民主党も含めた
3党協議で意見調整した上で、13年度与党税制改正大綱に盛り込む。
引き上げ時期については、課税強化に慎重だった自民党内で16年1月からとする案が
浮上していた。しかし、14年4月から始まる消費増税を控え、国民の理解を得るために
時期を早める必要があると判断。課税強化を強く主張してきた公明党の意向にも配慮した。
http://www.jiji.com/jc/c?g=eco_30&k=2013011300093