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164 トラ(東日本)
【静岡】消防団員はそば1杯無料、美容室2割引き、美術館100円引き、もちろん入るよな!


消防団員にそば1杯サービス…団員増へ新案登場

 消防団員ならそば1杯サービス、入館料100円引き――。

 消防団員のなり手不足の中、静岡県の長泉町商工会が団員向けに地元商店や飲食店での割引などを行う「消防団サポーター事業」に取り組んでいる。
開始から半年、団員の増加にはまだ結びついていないが、消防団活動について地元の人たちの関心が高まるという効果が出始めている。

 県消防保安課によると、県内35市町のうち、条例で定める団員定数に達していないのは30市町。定数160の長泉町も、昨年6月末時点で143人だった。

 サポーター事業は、15年前から消防団活動を続ける建築会社経営の岩崎邦孝さん(45)の呼びかけで、商工会と消防団が連携して昨年7月から始めた。

 飲食店やレジャー施設など町内52の協力店舗で団員証を提示すれば、独自のサービスを受けられる。例えば、美容室では料金2割引き、複合文化施設「クレマチスの丘」では、美術館の入館料100円引きとなる。
町も、今年度予算で事業支援費として21万円を用意。商工会が協力店舗を示すのぼり旗やステッカーを作った。

 町消防本部によると、昨年7〜8月の集計では計71回のサービス利用があり、10月には男性団員1人が新たに入団した。

 サポーター事業開始後には、消防団活動を町民にPRする機会も増えてきた。団員に飲み物を1本サービスするすし店「喜作寿司」店主の村田芳彦さん(55)は「お客さんから『火事になったら団員は強制的に出動させられるのか』という質問があったときに、
店で知り合った団員に『仕事のある場合には分団ごとに臨機応変に対応しますよ』と答えてもらった」と話す。「協力店舗を利用した団員と客の交流が増え、町の人たちも消防団活動への理解が深まった」と村田さんは実感している。

 岩崎さんは「この事業が、団員確保を目指す他市町の見本になるよう発展させたい」と意気込んでいる。
(2013年1月7日11時46分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/photo/20130103-597303-1-L.jpg
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20130103-OYT1T00592.htm