<窃盗>駅トイレに出生届などのコピー 清瀬市が被害届
毎日新聞 12月28日(金)11時15分配信
東京都清瀬市に提出された出生届や婚姻届などのコピー151通が、立川市のJR立川駅構内の男子トイレで見つかっていたことが分かった。清瀬市は、文書庫から不正に持ち出されたとみて、警視庁に被害届を出し、東村山署が窃盗事件として調べている。
市などによると、今月7日午後6時40分ごろ、JR職員がトイレ内で紙袋を見つけて警察に届け出た。紙袋に入れられていたのは、死亡届や出生届、婚姻届などのコピーで、多くは07年5月に市が受理したものだった。
これらの文書には個人情報が記載されており、市役所近くの施設で保管していた。書類を持ち出すためには、文書法制課に届け出た上で鍵を借りて文書庫を開ける必要がある。今回の文書については届け出の記録がなく、原本がなくなっているという。
同市の石川智裕総務部長は「市民の皆様に心配、ご迷惑をおかけしていることをおわびしたい」と話した。【平林由梨】
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