湖南省張家界大峡谷で2013年3月をめどに、高くそびえ立つ峰と峰の間に架けられる
ガラス橋の建設が始まる。ガラス橋は完成後、世界初のガラス製の吊橋となり、世界で
もっとも高く、もっとも長いガラス橋の記録も樹立する予定だ。また、航空宇宙分野で
使用される最新の複合材料を初めて使用した橋となる予定で、多くの「世界一」を
達成する予定だ。中国網日本語版(チャイナネット)が報じた。
計画によると、大峡谷のガラス橋は、峡谷の両側にある絶壁の峰の頂上の間に架けられ、
谷底からの高さは400メートル、橋の幅は2.3メートル、橋の全長は370メートルに及ぶ。
橋はすべてガラスで建造され、鉄筋コンクリートは一切使用されず、枠組みもすべて
ガラス製で、最新の高強度の複合材を採用する。橋の中心では世界一の高さからの
バンジージャンプもできる計画だ。
大峡谷景勝地区の責任者によれば、景勝地区は13年末に一般観光客に開放される
予定だ。ガラス橋プロジェクト全体の投資総額は2億6000万元(約33億8000万円)に
のぼる見込み。
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=1128&f=national_1128_009.shtml