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130 デボンレックス(埼玉県)
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イルカセラピーが引きこもりに効く 「引き籠もってんのにイルカと泳げとはどういうことだ!」

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引きこもり経験者がイルカと触れ合うことにより、リラックス効果を得られることが和歌山大(和歌山市)保健管理センターの調査で明らかになりつつある。
これまでに調査した20人中14人に効果が確認された。来年9月ごろまでに100人のデータを取り、引きこもりからの回復支援を目指す。
同センターによると、発達障害児を対象にしたイルカ介在療法は高知県などで実施されているが、引きこもりの人に対しては例がないという。

 調査は、同大学生らでつくる引きこもり経験者の自助グループ「アミーゴの会」などの協力を得て始めた。
8月16日に、メンバー20人が和歌山県田辺市の海水浴場の夏季限定イルカ飼育施設でイルカが泳ぐ姿を観察。
同17日は、水族館を併設する同県太地町立くじらの博物館で実際にイルカに触れた。

 ストレスを感じると多く分泌される消化酵素、アミラーゼに着目し、イルカに触れる前後に唾液中のアミラーゼを測定したところ、14人は値が下がった。
参加した五十嵐規裕さん(25)は「イルカの背中を触ると、応じるように尾を上げてくれた」とにこやかに話した。

 一方、他人と話をする際に緊張感が強い傾向がある人の値は下がらなかった。
担当する山本朗准教授(精神医学)によると、引きこもりの人は、他人と接することに不安を感じる場合が多い。
他者と関わることができたという達成感が生まれれば、対人不安を和らげることにつながる。

 山本准教授は「イルカは、人の行動に目や体で反応するので、人は喜びを感じて穏やかな気持ちになりやすい」と指摘。
「イルカとの触れ合いには、対人関係のコミュニケーション能力を養う効果があると考えられる。
更に調査を重ね、一緒に泳ぐなどさまざまなプログラムを考えていきたい」と話している。
2012年11月21日 15時32分
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