朝日 「異常な選挙、次の政権は民意を正しく反映しない議員たちによってつくられる」
衆院、16日解散へ―「異常な選挙」の自覚もて
(抜粋)
そのうえで、各党にしっかりと自覚しておいてもらわねばならないことがある。
違憲状態下のきわめて異常な選挙を、有権者に強いるということである。
解散までに「0増5減」法案が成立したとしても、次の総選挙はいまの定数配分のまま
行われることになる。具体的な選挙区割りと周知期間に、少なくとも数カ月はかかるからだ。
このまま次の総選挙が行われる結果、裁判になれば「違憲判断」が下る可能性がある。
選挙の一部無効が宣言され、やり直し選挙が迫られるという見方も出ている。
つまり、新たに選ばれる議員は、民意を正しく反映しない選挙で選ばれるのだ。
さらにいえば、次の政権はそうした議員たちによってつくられるということでもある。
そんな政権は正統性を欠く。そう批判されても仕方がないのである。
「違憲状態の選挙に投票はできない」と投票をボイコットする有権者が出ても、不思議はない。
全文はソースで
http://www.asahi.com/paper/editorial20121115.html