日本ハム、元横浜監督・牛島氏をヘッド格投手コーチで招へい
日本ハムが来季のヘッド格の投手コーチとして元横浜(現DeNA)監督の牛島和彦氏(51)=野球評論家=の招へいを検討して
いることが4日、分かった。中日、ロッテでストッパーとして活躍し、監督経験もある球界屈指の理論派に、さらなる投手陣強化を
託す。球団は吉井理人投手コーチ(47)らコーチ陣3人の退団を発表。配置転換を含め、来季2年目を迎える「栗山内閣」の改造
を推し進める。
日本シリーズ敗退から一夜明け、栗山ハムが自慢の投手陣をさらに強固にするため、改革に着手した。関係者の話を総合すると、
ヘッド格の投手コーチとして元横浜監督の牛島氏に白羽の矢が立った。ユニホームに袖を通せば、06年に横浜監督を退任して
以来、7年ぶりの現場復帰となる。
チームは今季、エース・ダルビッシュがレンジャーズに移籍したが、6年目左腕の吉川が14勝、リーグトップの防御率1・71と台頭。
強力な中継ぎ陣は150ホールドポイント(HP)で、パ・リーグのシーズン最多記録をマークし、チーム防御率は今季リーグ2位の
2・89を誇った。牛島氏の手腕で、さらなる強化が見込まれる。
栗山英樹監督(51)とは同学年で、気心が知れた仲でもある。就任1年目の今季、コーチ陣に腹心を連れてこなかった指揮官に
とっては、栗山野球を浸透させる上で、心強い存在となる。
来季は、リーグ2連覇と、今年あと一歩届かなかった日本一に7年ぶりにたどり着くため、牛島氏が切り札となる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121105-00000066-sph-base