テレビやネット欲はセックス欲より強いと判明 さらに上は仕事欲
セックスよりはるかに上… 食欲と睡眠欲の次は「メディア欲」 2012.10.12 11:57
…先頭略…
シカゴ大学の准教授(行動科学)ウィルヘルム・ホフマンは、ドイツで18歳から85歳までの205名の被験者を対
象に、日常的な欲求と、それを抑える際の難易度についての調査を行った。
各被験者は「BlackBerry」の携帯電話を渡され、寝る、食べる、セックスをする、タバコを吸う、飲み物を摂
る、インターネットを使うなど、特定の欲望を持ったかどうかを30分ごとに研究者に知らせるよう求められた。
最も多く報告された欲望は食べることで、寝ることとノンアルコール飲料を飲むことがその後に続いた。第4
位は何らかのメディアを利用することで、報告されたすべての欲求の8.1%を占めた。セックスをしたいという
欲求は、はるかに低い第9位だった。
最も多く報告されたメディアの利用形態は、テレビを見ることとインターネットを使うことだった。「インタ
ーネットを使う」という活動についてさらに具体的に見ると、被験者の71%が電子メールをチェックしたいとい
う衝動に駆られ、65%がFacebookや「Twitter」などのソーシャルメディアを利用したいという欲求に駆られた
という。
参加者が欲求を抑えようと努力して失敗する率は、Facebookのチェックについては42%だった。一方、セック
スを控えようとして失敗した人はわずか11%だった(つまり、誰かがセックスを我慢しようとすれば、約90%の
率でセックスは中止された)。食べたいという衝動を抑えようとして失敗した率は22%、タバコを我慢しようと
して失敗した率は17%だった。
不幸なことに、ソーシャルメディアをチェックしたいという欲求よりも制御が難しいのは、仕事への欲求らし
い。仕事をしないように努力して失敗した確率は43%だったのだ。
http://sankei.jp.msn.com/wired/news/121012/wir12101211590000-n1.htm