ペテン首相 原発爆発現場 視察の茶番
2012年10月9日 掲載
やることはもっと他にいくらでもあるぞ
<コケ威しの白い放射能防護服で全身を覆い、たった5分福島4号機内に入った臆病男の無意味邪悪な愚行>
その姿を見て、ハラワタが煮えくりかえった国民も多いのではないか。とっくに「収束宣言」を出しておきながら、今さら原子炉建屋内を初視察した野田首相のことだ。
白い防護服とマスクで全身を守り、使用済み燃料プールのある4号機の屋上に滞在したのは、たったの5分間だけ……。
それも、小さく背中を丸めて東電の説明に「ウン、ウン」とうなずくばかりで、逃げるように原発を後にした。
そのくせ、視察後は「廃炉へ向け着実に進んでいると実感できた」なんて涼しい顔で言うのである。許せない。
こんな無意味で醜悪なパフォーマンスをやる前に、やるべきことは山ほどあるだろう。
原子炉格納容器を設計していた元技術者の後藤政志氏はこう憤慨する
(中略)
「この政府はパフォーマンスばかりです。第2、第3のフクシマを生み出さないことが大前提なのに、大間原発の建設再開や原発再稼働をめぐり、
『政府は関与しない』と言っている。『原発ゼロ』は口先だけで、本気で考えていないのです」(前出の後藤氏)
野田がイの一番にやるべきは、総理のイスを明け渡し下野することだ。でなければ国民は命がいくつあっても足りない。
ゲンダイ
http://gendai.net/articles/view/syakai/139031