心臓難手術で死亡、５百万円支払いで和解成立

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120925-OYT1T01241.htm

心臓難手術で死亡、５百万円支払いで和解成立

　水戸済生会総合病院（水戸市）で２００４年、ロス手術と呼ばれる難度の高い心臓手術を受けた石津圭一郎さん（当時１
８歳）が死亡したのは医療ミスが原因だとして、両親が病院を運営する恩賜財団済生会と執刀医を相手取り計約１億１２０
０万円の損害賠償を求めた訴訟の和解協議が２５日、水戸地裁であり、和解が成立した。
　双方の弁護人によると、済生会、医師ともに医療ミスは認めず、手術前に誤解を招くような説明があったことを認めて済
生会側が謝罪。両親に計５００万円を支払うことで合意した。
　圭一郎さんは先天性大動脈弁閉鎖不全症のため、０４年７月に同病院で、肺動脈弁を大動脈弁に移植するロス手術を受け、
２日後に多臓器不全で死亡した。
（2012年9月25日20時54分 読売新聞）
関連
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ibaraki/news/20090310-OYT8T00021.htm
ロス手術高３死亡 心臓外科医を書類送検/業務上過失致死容疑で
　水戸済生会総合病院（水戸市双葉台、早野信也院長）で２００４年、「ロス手術」と呼ばれる心臓手術を受けた鉾田
市の高校３年石津圭一郎さん（当時１８歳）が２日後に多臓器不全で死亡した問題で、県警捜査１課と水戸署が、執刀した
心臓外科医の男性（４７）を業務上過失致死容疑で水戸地検に書類送検していたことがわかった。
　捜査関係者らによると、大動脈弁が正常に閉まらず、心臓に血液が逆流する「大動脈弁閉鎖不全症」と診断された石
津さんに、医師は０４年７月、肺動脈弁を大動脈弁に移植し、肺動脈弁は人工血管などを縫いつけて代用する難度の高いロ
ス手術を行った。
つづく

つづき
ところが、医師は切除した肺動脈に適合しない人工血管を使ったうえ、人工血管と肺動脈の縫合部付近に
狭さくを生じさせ、血の流れが悪くなり、右心不全に起因する多臓器不全を引き起こし、２日後に死亡させた疑い。医師は
「人工血管の選択は適切で、狭さくも手術中に回復させた」と容疑を否認している。治療には、一般的には大動脈弁を人工
弁に付け替える「人工弁置換手術」が行われるが、血液を固まりにくくする薬を飲まなくて済むなどの利点があるロス手術
が選択された。県警によると、医師はロス手術の経験が１例しかなかった。
　石津さんの両親は０６年、病院を運営する社会福祉法人「恩賜財団済生会」と医師を相手取り、計約１億１０００万
円の損害賠償を求めて提訴し、現在、水戸地裁で係争中。病院は「書類送検についてまったく把握しておらず、過失があっ
たかも聞いておらず、コメントできない」としている。
　「多少は息子の無念を晴らせた気持ち」――。圭一郎さんの父親の洋さん（５３）が鉾田市内の自宅で読売新聞の取
材に応じ、心境を語った。
　１月末、県警の捜査員から、書類送検の準備が整ったという報告を受け、妻の百美子さん（５０）と、すぐに遺影が
飾られた仏壇に報告したという。「長く、苦しいつらい時間だった」と振り返る一方で、捜査の状況などを報告し続けた県
警に対しては「良くやってくれたという思いでいっぱい」と感謝する。
　ただ、担当医や病院に対しては「あんな医者がいるのも許せないし、それを見抜けなかった病院の責任も重い」と怒
りをあらわにする。手術前の「海外でロス手術の経験が２０〜３０回ある」という担当医からの説明が、事故後には「あれ
はロス手術の後の処置経験の回数だった」と変わり、「聞いていれば手術は頼まなかった」と語気を強めた。
　明るい性格の圭一郎さんは高校で吹奏楽部に入部したり、バンドを組んだりしながら、高校生活を楽しんでいた。
　「手術が終わったら思い切り抱きしめようと思っていたが、出来なかった。それが悲しくて悔しい。民事裁判もきっ
と見守ってくれていると思う」と話すと、そっと仏壇に手を合わせた。
つづく

つづき
解説
「明確な過失の立証には至らなかった」。県警は医師の過失を認定する一方、心臓外科医ら７人の専門家の意見では、
明確な過失が裏付けられなかったとする意見を付したうえで、医師を書類送検し、処分を水戸地検の判断にゆだねた。医療
過誤に詳しい加藤良夫・南山大教授によると、産婦人科医が逮捕され、無罪になった福島・大野病院事件以降、術者の判断
ミスや微妙な手技ミスについて、検察は起訴を慎重に判断する流れになっており、今回の事故で水戸地検が起訴の判断を下
すかどうかは微妙だ。
　ただ、警察はすべての医療事故を書類送検するわけではない。重大な事故でも、反省し、再発防止策が取られていれ
ば、書類送検されないケースもあるという。県警が手がける医療過誤の案件は数十件に上る。そうした中で送検された重み
を、医師も病院も真剣に受け止める必要がある。（小林泰明）

なげえよ

医龍のマネしちゃったかｗ

あれはフィクションだから

＞県警は医師の過失を認定する一方、心臓外科医ら７人の専門家の意見では、
＞明確な過失が裏付けられなかったとする意見を付したうえで、医師を書類送検し

＞県警が手がける医療過誤の案件は数十件に上る。
＞そうした中で送検された重みを、医師も病院も真剣に受け止める必要がある。


専門の心臓外科医が過失ナシと言ってるのを承知で無理やり送検したド素人の警察の判断を重視しろと？
何を言ってるんだこの記者は

そういうリスクも含めての手術だろ
と思ったがヤブ医者に切り刻まれて殺される事考えたらちょっと怖いな。

>ただ、担当医や病院に対しては「あんな医者がいるのも許せないし、それを見抜けなかった病院の責任も重い」と怒りをあらわにする。

見抜けなかったのは自分達だろ？

もうそろそろ医療訴訟止めにしないか？
同意書の意味ねーじゃん

いばら危険・・

こうやって外科医が減って行く訳か。
俺も卒業したら精神科とか皮膚科とかやろう

そーいや最近死ぬ死ぬ募金詐欺見なくなったね

>>5
チームに俺がいれば死ななかったのにな

医者にとってみればただのとばっちりやな

こんなことしてると、誰も難手術してくれなくなるぞ

>>11
緊急医療と歯医者以外は病院行っても治療効果無いし逆に身体に悪い
っつーのが社会常識
医者に未来はあんましねーよ

何だ500万って？
それで納得できるもんなの？

素直に大動脈弁を人工に置換すればよかった。
医者も悪いよ。
練習したかっただけだろ、ロス手術。
インフォームド・コンセントでウソついてるし。
２例目です、練習台になってくださいっていわれたら、オレは断る。

それも、一人でやるのは初めてだったりして。

この金額は術前説明の過誤と判断されたことによるもので、医師本人の術中の過失というわけではないってことだな。
まあ確かに一例しか経験ないって言われたら、その術式を選択する気にはならんだろうし。

ロス手術の経験１回は普通の心臓手術の３０倍くらいの価値があるからな。
そりゃ欲しくなるわな。

手術費用は払ってんだろうしな
大金払って、タマとられましたじゃ、納得もいかんだろ

手術回数で嘘ついてるから擁護できねえ。
クズ医者死ねよ。

心臓手術にパーフェクトはねえよ。
難しいオペに執刀医はベストを尽くしたんだろ。それだけじゃん。

どう見ても遺族サイドがゴネてるようにしか見えない。
ごねてる遺族に「ゴッドハンド・輝」を読ませてやりたい。

>>1
福島原発土人のモンペアによる悲劇再びか

＞福島・大野病院事件以降

これって原発のある大熊町なんだよねｗ
原発利権で食ってた土人が騒いだだけだった
やっぱり奴らヤクザみたいなもんだな

遺族にとって息子の死は金で解決するくらいのちっぽけな存在だったんだな
俺が遺族なら遺伝子からクローン作るから病院にクローン費用を請求さるけどな

難しい手術を行うこと自体を禁止すればいいんだよ。
難しいというのはうまくいかないことが多いという意味なのに
事前にいくら危険を説明しても後からゴネる患者は減らないから。

心臓外科は非常に難しい。
それは事実。
でも、インフォームド・コンセントでウソをついたらサギだよ・・・。

若いうちから腕を上げたい医者は、中南米へ飛ぶ。
あっちは、失敗しても大きな問題にならないから・・・。
（たぶん）

平成天皇の手術をしたゴッド・ハンドも、その仲間じゃなかった？

手術代でチャラか？

手術は成功した
患者は死亡した

十行くらいにならんかのう

ロスト

>>29
だいたい、そうかな。
医者の責任を厳しくすると、難しい手術に挑戦する医者がいなくなってしまう。
死にたくなかったら、患者が医者を選ぶべきだよ。
そのあたらいは、もっと情報公開されたほうがいいね。

>>33
初めて執刀するペーペーでも、熟練の外科医でも、同じ値段というのがどーもねー。
そりゃ上手いヒトに集中して、ますます次が育たんわな。

アレだろ？
お茶漬けでも食べていきますか？みたいな

判事曰く、弁護士費用や交通費くらい認めますからとっととお引き取り下さい

手術実績ごまかしてたのはアウトだろう。

>>28he-