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298 ジャガーネコ(西日本)
5人が同居していた家の床下にコンクリ遺体 ややこしすぎる関係


 愛知県北名古屋市六ツ師の民家の床下に知人女性の遺体をコンクリート詰めにして遺棄したとして、愛知県警は27日、
死体遺棄の疑いで、この民家に住む自称会社員、鈴木貴弘容疑者(22)を逮捕した。
女性は、同居していた25歳の無職とみられる。県警は同日、西枇杷島署に捜査本部を設置。
女性の身元確認を急ぎ、死因や死亡の経緯を調べる。

 逮捕容疑では、鈴木容疑者は9月中旬ごろ、1階6畳間の和室床下に女性の遺体を埋めて遺棄したとされる。
「埋めて隠したのは間違いない。警察に見つかるといけないと思った」と認めている。
 県警によると、床下にはベニヤ板で作った木枠があり、中にコンクリートが流し込まれていた。
コンクリートをはがしたところ、土の中から遺体が見つかった。ベニヤ板やコンクリートは鈴木容疑者が購入したという。
 女性はシーツにくるまれ、あおむけで、肩が出るタイプの上衣を着ていた。死後10日前後とみられる。
鈴木容疑者は「女性と口論をした。女性が倒れ、泡吹いて死んじゃった」とも供述、県警は死亡の経緯を知っているとみて調べる。

 民家は木造2階建てで、鈴木容疑者と、遺棄されたとみられる女性のほか、その友人で鈴木容疑者の交際相手の女性(24)、
その父と弟の計5人が同居。このうち交際相手が26日午後1時半ごろ、県警本部を訪ね「友人の遺体を(自分の)彼氏が隠しているのでは」と相談して発覚した。

 民家は交際相手の自宅で、鈴木容疑者は2年ほど前、同居を始め、その後に被害者らしい女性も住むようになった。
遺体が見つかった床下の上にある和室は普段、鈴木容疑者が使うことが多かった。
 家の中で異臭がしたため、交際相手が問いただしたが、鈴木容疑者は「そんなこと知らん」と答えていたという。
県警が鈴木容疑者を捜していたところ、26日午後9時半ごろ、愛知県一宮市のパチンコ店で身柄を確保した。
 周辺住民によると、被害者らしい女性は1カ月ほど前、顔に大けがをしていた。
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2012092790115754.html
関係図
http://www.chunichi.co.jp/s/article/images/2012092799131030.jpg