ヽ( ・∀・)ノ●ヽ( ・∀・)ノ●ヽ( ・∀・)ノ●  スレ立て依頼所  ヽ( ・∀・)ノ●ヽ( ・∀・)ノ●ヽ( ・∀・)ノ●

このエントリーをはてなブックマークに追加
187 パンパスネコ(東日本)
玄米→発芽→稲→種もみ→販売→逮捕→起訴 (´;ω;`)おいしい米を育てたかった…


「つや姫」玄米買って育てた…種もみ無断販売男

 山形県産米「つや姫」の種もみを無断で販売したとして、種苗法違反(育成者権の侵害)で起訴された愛知県知多市大興寺、農業石井規裕被告(58)が、
東京都内の米穀店で購入した玄米を発芽させ、栽培した稲から種もみを集めていた疑いが強いことが、捜査関係者への取材で分かった。

 誰もが購入できる通常の販売ルートを使って種もみが広まったことに対し、つや姫の管理に神経をとがらせる県は、戸惑いを隠せないでいる。

 捜査関係者によると、石井被告は「2010年10月頃、都内の米屋でつや姫の玄米を購入した。おいしい米を育てたかった」と供述しているという。
翌11年春に自宅近くの田んぼで玄米を発芽させ育て、同年11月以降、インターネットを通じて約30人に種もみ計200キロ以上を販売。計58万円以上を売り上げたとみられる。

 県の県産米ブランド推進課によると、もみ殻が取り除かれた玄米を発芽させる方法は、雑菌が入りやすく、消毒などの手間が掛かるため、一般的には行われていない。苗ができる割合は、通常の種もみが約95%なのに対し、玄米は30%ほどにとどまるという。

 県がつや姫を品種登録した11年8月以降、育成者権を持つ県の許可を受けずに栽培するだけでも、同法に抵触する。同法に違反すると、個人の場合、1000万円以下の罰金または10年以下の懲役が科される。

 つや姫は、10年秋から販売が始まった。県は、質の高いブランドを維持するため、生産規模や栽培方法などの基準を満たした農家に限って生産を許可しており、11年はJA全農山形を通じて約4500人に販売。
余った種もみや苗の「横流し」を防ぐため、具体的な処分方法の報告を求めるなど、今年度から管理態勢を強化している。

 今回の事件について、同課は「種もみを全て監視することは不可能。まして玄米となれば、どうすることもできない」と対応に苦慮しており、今後は種苗法の順守を呼びかける啓発などが課題となる。
(2012年9月18日09時54分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120918-OYT1T00307.htm