婆「噴水で遊ぶガキがうるさい」→噴水停止→婆が死んだので再開→孫娘「訴える!」
噴水で遊ぶ子供の声うるさい…孫娘が本訴訟か
西東京市緑町の「西東京いこいの森公園」の噴水の使用を巡る問題で、東京地裁立川支部に騒音差し止めの仮処分を申し立てていた近くに住む20歳代の女性が、申し立てを取り下げたことが分かった。
取り下げは6月13日付。女性の代理人弁護士によると、防音施設の整備を求め、騒音差し止めの本訴訟を検討しているという。
同公園の噴水を巡っては、2007年10月、噴水で遊ぶ子供の声がうるさいとして、この女性の祖母が使用中止を求める仮処分を申し立て、地裁八王子支部が祖母の訴えを認める決定をしたため、市は利用を中止した。
10年2月に祖母が亡くなり、その後、市の申し立てを受け、地裁立川支部は11年2月に八王子支部の仮処分を取り消したことから、市は同年7月に噴水の使用を再開。
市は再開までの間、女性が求めた防音施設の整備について話し合ったが、折り合いが付かず、女性は使用再開前の同年6月、立川支部に騒音差し止めの仮処分を申し立てていた。
市みどり環境部は「公園と女性の自宅の間に植栽をして騒音は減っている」としている。
(2012年9月12日11時58分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120912-OYT1T00452.htm