メディアによって内容が違う! シャープ報道、新聞を読み比べるとこんなに面白い
1 :
ジャガー(WiMAX):
シャープ報道 新聞を読み比べるとこんなに面白い
http://wedge.ismedia.jp/articles/-/2189?page=1 夏は経済ジャーナリストにとって受難の季節だ。お盆休みが近づくにつれ企業や行政の動きは停滞し、
ニュースが急激に少なくなる「夏枯れ」の時期にあたるからだ。新聞社やテレビ局のデスク、ディレクターは
普段以上に頭をつかって経済ニュースをひねり出す、あるいは仕立てる工夫が求められる。ところが、
今年は例年と比べて少し様子が違っていた。電機大手シャープの経営をめぐる報道が7月から8月に
かけて熱を帯び、本社のある大阪を中心に盛り上がったからだ。
経済報道のなかでも企業の経営危機に関する報道は、記者にとって最大の腕の見せ所である。当然、
企業側は情報を出したがらない。各社の記者はさまざまなソースにあたって情報を組み立てていく。
それまで積み上げてきた人脈など経験値も問われることになる。シャープほどの大企業の危機とも
なれば、デスクやキャップからの要求も激しさを増す。担当記者には「他社に抜かれるな」と相当の
プレッシャーがかかっているはずだ。
その結果、報道内容はメディアによって微妙に異なることが多い。最近は複数の新聞を読み比べている
人も多くないだろうが、私のように長く経済報道に携わってきた人間は、どうしても各紙の「違い」に
着目してしまう。各社の報道姿勢や現場の状況がそこに表れていると考えるからだ。
つづく
2 :
しぃ(福岡県):2012/09/04(火) 22:28:33.93 ID:BWW26Jzd0
にげっも
3 :
ジャガー(WiMAX):2012/09/04(火) 22:28:38.66 ID:1IS99SBh0 BE:325685322-PLT(12111)
>>1のつづき
■読売と日経 売却対象に違い
業績が悪化したシャープは台湾の電子機器の受託生産で世界最大手の鴻海(ホンハイ)精密工業から
出資をうけ、経営再建を目指しているが、その資本・業務提携の効果が見られず、業績が回復していない。8月初めに2013年3月期の連結決算の業績予想を2500億円の最終赤字と予想し、5000人規模のリストラを発表したあたりから株価が急落した。
この頃からシャープ報道は過熱する。大きく事態が動いたのは8月中旬だ。まず16日に読売新聞が
「シャープ、主力工場売却へ 太陽電池拠点、市ヶ谷 幕張のビルも」と朝刊一面に報じる。朝日新聞など
その日の夕刊段階から追いかけたメディアもあった。日本経済新聞は音無しの構えか、とみていたところ、
翌日17日に朝刊で「シャープ、主要事業売却、複写機や空調機器、亀山工場分離も検討」と報じた。
一面に大きく見出しが踊る派手な報道で、NHKは早朝からほぼ同内容で追いかけていた。
■社長インタビュー 媒体によって実施日に差
売却対象が赤字の太陽電池や間接部門の入居する自社ビルに留まるのと、黒字事業である複写機や
空調機器、主力の亀山工場にまで波及するのではインパクトがまったく異なる。当然、シャープ側も
センシティブになる。シャープはこの日、「日本経済新聞における当社の事業売却に関する報道は
事実ではない」とコメントを発表した。企業が具体的な媒体名をあげて報道を否定するのはきわめて異例だ。
8月17日の日経報道にシャープはかなり頭にきていたのかもしれない。その雰囲気を醸し出していたのが、
27日の奥田隆司社長のインタビューだ。新聞では読売、雑誌ではこの日発売の週刊ダイヤモンドのみに
載った。読売の記事には、「亀山工場については、『シャープの生命線だ』と述べ、別会社化や他社からの
出資受け入れは否定した」とある。日経報道の否定のダメ押しと言える内容だ。その後9月2日になって
日経、朝日にも社長インタビューが載ったが、シャープが媒体によって社長インタビューの実施日に差を
付けたことは、何らかの会社側の意図があると見るべきだろう。
つづく
4 :
アビシニアン(中国地方):2012/09/04(火) 22:29:07.90 ID:OQSbS9JQ0
ながい産業で
5 :
ジャガー(WiMAX):2012/09/04(火) 22:29:09.17 ID:1IS99SBh0
>>3のつづき
読売と日経の報道でなぜ売却候補事業がずれたのか。あくまでこれは想像でしかないが、読売が16日に
報道したことで、日経は読売に「抜かれた」形になった。経済専門紙で、取材記者の陣容も一般紙より多い
はずの日経が一般紙に産業ネタを抜かれることは、存在意義にかかわる。そのため、翌日の朝刊で読売
を上回る内容で勝負し、かつ独自色を出したいとの思いから、これまでの報道で言及されていなかった
シャープの黒字事業や世界的に有名な亀山工場に着目して書いたのではないか。当然すべての記事に
根拠はあるはずだから、シャープ内部に黒字事業や亀山工場など聖域にとらわれずリストラすべきとの
考えをもっている役員らがいたのかもしれない。
企業をめぐる取材は通常、社長や役員などの当事者のほか、取引金融機関などにも取材した情報を
総合判断するが、当然ながら関係者の口は固い。一方で取材は加熱し、記者にもプレッシャーが
かかってくる。そうした状況が続くと、報道はいきおい乱戦様相を呈し、願望や予想に近い報道が飛び
出してくることもある。とはいえシャープの状況はいまだ流動的であり、危機がさらに深刻化すれば、売却
対象が拡大することは当然あり得る。読売と日経の報道のどちらがより真実に近かったかは、最終的な
再建策の発表時点で確定することになる。
つづく
6 :
マレーヤマネコ(神奈川県):2012/09/04(火) 22:29:37.86 ID:3F0OXCij0
長すぎワロタ
7 :
ジャガー(WiMAX):2012/09/04(火) 22:29:40.83 ID:1IS99SBh0 BE:1628424645-PLT(12111)
>>5のつづき
■追加融資額についても異なる報道
取引銀行の追加融資額についての報道も、メディアによって時期や金額が微妙に異なった。読売は
23日の朝刊で「8月末と9月末に計2300億円程度の追加融資を検討」と報じたが、朝日は同じ日に
「計2000億円規模」、日経は24日、「月内に1500億円の追加融資枠を設定する検討」と報道した。いずれの
報道も近いと見れば近いが、全く違うと見ることもできる。あるいはどれも正しいのかもしれない。
金融機関への取材でも確証がなかなか得にくかったのか、限られた情報で勝負する苦心が伝わってくる
ようだ。このような違いが発生したのは異なる金融機関に取材した結果、それらの言いぶりに違いが出た
からではないか。報道各社はそれぞれ得意とする取材先の銀行や分野やキーパーソンをもっている
はずだが、そうしたところに対する取材の温度差が細かな違いとして出たのだろう。
「世界の亀山工場」で作った液晶テレビ「アクオス」を世に送り出し、女優の吉永小百合さんをCMに
起用してきたシャープ。日本を代表する企業が経営難に陥っているという現実を知った多くの読者や
視聴者は驚いたことだろう。8月末の鴻海との出資比率の見直しをめぐる交渉はうまくゆかず、持ち越しに
なった。9月末にかけて、さらにいろいろな真相が見えてくるのかもしれない。
以上
ソースは
>>1の冒頭
8 :
マレーヤマネコ(神奈川県):2012/09/04(火) 22:30:22.40 ID:3F0OXCij0
9 :
【中部電 73.6 %】 (やわらか銀行):2012/09/04(火) 22:30:59.74 ID:DnmUpZoq0 BE:714277038-PLT(16936)
糞無能な
>>1はまとめることも出来ねーのかよ
ブン屋風情がプライドとか、笑わせる
11 :
バーマン(西日本):2012/09/04(火) 22:50:29.29 ID:Aorx5rLN0
つまりシャープも読売も朝日も日経も潰れてよしってこと
産業で頼む
13 :
ジャガーネコ(奈良県):2012/09/04(火) 23:30:27.43 ID:ZqO1dG970
今北産業
14 :
ヒョウ(静岡県):2012/09/05(水) 04:08:03.81 ID:WWMhgEom0
シャープより倒産はNECが先か……(笑) 、ここまで見事な企業は富士痛(笑)ぐらいか
【社会】 1万人大リストラ中のNEC、社員が本社ビルで飛び降り自殺…東京
★NEC大リストラ中に社員が本社で自殺の「謎」
・1万人のリストラ計画を推し進めるNECは8月28日、7月に募集した早期希望退職制度にグループ正社員2393人が応募したと発表した。
だが、まさにその当日朝、始業前に社員が本社ビル内で飛び降り自殺するという衝撃的な事件が起きていた。
男性社員の死とリストラの関係は定かでないが、実態は悲惨だったようだ。
元NECグループ社員で産別労働組合「電機・情報ユニオン」の森英一書記長が語る。
「首切り面談が5月から執拗に行われ、10回以上面談を受けた人もいた。私も社員から『どうにかなりそうだ』と
相談されました」。うつ病で休職中の社員の自宅近くまで行って面談したケースもあったという。
事件の前日には、日本共産党の田村智子参院議員が国会で、NECで違法な退職強要が行われていると追及。
小宮山洋子厚生労働相は「NECに出向いて調査し、必要な指導をすることが必要と思う」と答弁している。
願望や予想で記事を出すなよ