【とばっちり】奈良国立博物館のHP、「尖閣は中国領」というページに改竄される
独立行政法人の国立文化財機構は17日、奈良国立博物館のホームページ(HP)のうち、所蔵品などの画像データ
ベースの画面が、尖閣諸島問題に関するとみられる英文に改ざんされたと発表した。同博物館は、同データベースの
運用を停止するとともに、奈良県警に被害届を提出する方針。
同機構によると、17日午後1時半ごろ、同博物館の職員が画像データベースの検索画面を開いたところ、
改ざんに気付いた。画面には、尖閣諸島が中国に属するなどとの主張が英文で書かれていた。同2時10分ごろに
再度確認した際には、人名らしき英文が書かれており、発見後も改ざんが続いていたとみられる。
同博物館は、県警奈良署やHPの運営を委託している業者に連絡。同2時50分ごろにデータベースの公開を停止し、
外部からの接続記録を保存した。接続元の解析などは週明け以降行うという。(2012/08/17-23:13)
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2012081700953