【新テスト】高級車の衝突試験、ベンツやレクサスで低評価−IIHS
8月14日(ブルームバーグ):米高速道路安全保険協会(IIHS)が実施した
自動車の前面衝突に関する安全性テストで、中型高級車の大半が「可」または「不可」と評価された。
このテストは米連邦当局の試験とは異なり、特に死者が出るような事故を想定している。
IIHSが11車種を対象に試験したところ、
車両の前面の角を木や電柱、別の車両に衝突させる「スモールオーバーラップ衝突」と呼ばれるテストでは、
スウェーデンのボルボ・カーの「S60」とホンダの「アキュラTL」だけが「優」の評価を得た。
日産自動車の「インフィニティG」は「良」だった。
この他「アキュラTSX」、独BMWの「3シリーズ」、米フォード・モーターの「リンカーンMKZ」、
独フォルクスワーゲン(VW)の「CC」が可、独ダイムラーのメルセデスベンツ「Cクラス」、
トヨタ自動車のレクサス「IS250/350」と「ES350」、VWのアウディ「A4」は不可だった。
IIHSのエイドリアン・ランド会長は発表資料で、「IIHSと連邦当局が実施した
その他の前面衝突試験では、ほぼ全ての新車が良好なパフォーマンスを示した。
ただ、依然として前面衝突で年間1万人以上の死者が出ている」と説明した。
IIHSが電子メールで14日配布した資料によると、今回のスモールオーバーラップ衝突試験は
米欧の自動車安全評価機関以外が実施したテストとしては初めてだとういう。
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-M8Q7MN6JIJW001.html レクサスのAピラーがペチャンコになる新Crashtest
http://www.iihs.org/news/rss/pr081412.html ランキング(一番右端の評価が今回から導入の新テスト)
http://www.iihs.org/ratings/summary.aspx?class=15