「橋下の主張はサッカーで手を使わないのは物足りない、と言ってるのと同じ」…文楽擁護派

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383 アムールヤマネコ(やわらか銀行)
>379の続き
「人間国宝の人形遣いが人形の横に顔を出しているのが腑(ふ)に落ちない」等のという橋下の批判に、
協会は人形遣いの個性を楽しむためとか返答したらしいけど。
ちょっとピントがずれてるが答え自体は間違っていない。
歌舞伎の後見だって、どういう役者がやってるかは非常に大事だ。
歌舞伎ファンは役者の人間関係までよく知ってるから、今日菊之助の後見に○○が立ってたね、など
結構重要な話題になる。香川照之が歌舞伎やるとかいうけど、もし大役やったら猿之助が後見する
ところだね。病気だからないだろうけど。
文楽では、主遣い(顔を出す人形遣い)が誰かは歌舞伎の裃黒衣が誰かより重要だ。なぜかというと、
人形が踊るんだけど実際は主遣いが踊らせてるんだから。踊りが見事か下手かは主遣いの技量だろ。
歌舞伎で主役が誰かと同じぐらい重要なことなんだよ。
ともかく、歌舞伎でも顔を出す黒衣役はいる。裃黒衣は顔を出しているところに意味がある。
伝統芸能は一回見ただけでは分からないことが多い。約束事とか前提知識が必要だからだ。
その知識もなしに、また勉強する来もなしに、一二回見ただけで批判するとは傲岸不遜も甚だしい。
この子供オヤジは何とかしてほしい。こういうのが文化を語るなんてとんでもない。