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213 ラ・パーマ(新疆ウイグル自治区)
http://karapaia.livedoor.biz/archives/52095227.html

自らを絶滅させる遺伝子組み換え蚊を放ったところ、85%の蚊を減らすことに成功(ブラジル)
2012年07月31日
http://livedoor.blogimg.jp/karapaia_zaeega/imgs/b/f/bf522f84.jpg
 数年前にイギリスのバイオテクノロジー企業、Oxitec社の研究者らが開発した、若いうちに死ぬようプログラムした遺伝
子組み換え蚊をブラジルで解き放ったところ、ブラジルでは危険な種類の蚊であるネッタイシマカの数が、導入されていな
い地域と比べて85%も減少したそうだ。
 この種類の蚊は、マラリアやデング熱といった感染症を媒介する。WHO(世界保健機構)によれば、2010年にマラリアによっ
て65万5,000人、デング熱によって約2万人もの死者を出した。
 これまでにもウイルスを伝染させることのできない遺伝子組み換え蚊を作る試みは行われてきたが、今回のブラジルでの
実験により、その効果が実証されたこととなる。
http://livedoor.blogimg.jp/karapaia_zaeega/imgs/4/6/46659415.jpg
 Oxitec社の遺伝子組み換え蚊の仕組みはこうだ。限定された方法でしか繁殖できないオスの蚊を作り出し、幼虫の状態か
ら成長するためには、テトラサイクリン系のある抗生物質を必要とする。
 オスは、研究所ではこの薬を用いて育てられるが、その後自由に放たれて、天然のメスと交尾する。生まれる幼虫は、抗
生物質がないので、成長することができず、死んでしまうだろう。数日で、遺伝子組み換えをしたオスの蚊も、その子孫も
死ぬことになる
http://livedoor.blogimg.jp/karapaia_zaeega/imgs/8/9/89101f49.jpg
 手法は効果的で、コストもあまりかからず、間違いなく殺虫剤よりも環境への害は少ないとこの企業は説明するが、まだ
あまり認知されていないため、遺伝子組み換えを恐れる世論からあまりに多くの反対にあっている。 
 実際に、2009年、デング熱が流行したフロリダ州で、その1年前に遺伝子組み換え蚊の実験を行おうとしたところ、地域
の活動家や遺伝子組み換え生物の使用に反対する組織の強力な反対運動によって実験を断念したという経緯がある。
後略

残りの15%は?(´・ω・`)