【大阪】高1自殺 レジ窃盗も強要か 同級生「15万円」借用書も
大阪府貝塚市で昨年10月に自殺し、大阪府警が再捜査を始めた定時制高校1年の川岸朋之さん=当時(18)=が生前、同級生から
ひったくりだけではなく、酒店のレジカウンターから金を盗むことも強要されていたことが28日、川岸さんの友人への取材で分かった。
友人によると、盗んだ現金は同級生への支払いにあてたという。
友人によると、3年前、友人と川岸さんが一緒にいたところ、専門学校生の中学時代の同級生(18)が川岸さんに対し、トランプの借金の
支払い名目で「店から金を盗んで返せ」と命じた。
川岸さんは当初、いやがる素振りを見せていたが、この同級生から暴力をふるわれていたため恐怖感があり、承諾。友人や同級生が
酒店の店員と話をしている隙に、レジから現金約2万4000円を盗み出し、全額を同級生に渡したという。
一方、川岸さんの父親や捜査関係者によると、川岸さんが自殺する11日前、この同級生から15万円の念書を書かされていたことも分かった。
念書は昨年10月15日付で、この同級生にあてて「平成22年7月半ばに2万円を借りました。金の余裕がなく本日まで約13カ月逃げて
いました。2万円プラス13カ月分を月1万円として誠意を見せます」と記し、川岸さんの氏名と指印があった。
2012.7.29 01:20
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120729/crm12072901210000-n1.htm