「オリンピック」も「2012」も使うなよ!!公式スポンサーのものだから。オリンピック連想できるのもダメな
店名「オリンピック」はNG、規制に反発
オリンピックの五輪マーク。実はこれ、オリンピックのスポンサーは使えますが、普通の企業やお店は使おう
と思っても使えないんです。ロンドンでは、こうした規制に反発し、ちょっとした「細工」をして使用する店も
出ています。さて、どんな形にしたのでしょう?
…中略…
コカコーラにマクドナルド、VISAにアディダス。すべてロンドン・オリンピックの公式スポンサーです。
1億ドル=80億円規模とも言われる高額なスポンサー料を支払い、オリンピックの運営を資金面で支えていま
す。そのため、オリンピック関連商品の販売やロゴの使用などが許可されます。
たとえば、スポンサー以外の事業者は、「オリンピック」や「2012」という単語は使えません。さらに、
「ロンドン」や「金・銀・銅」、それに「夏」などといった、オリンピックを連想させるような言葉を組み合わ
せて使うことも禁止されています。
これに思わぬ影響を受けたのが先ほどのカフェ。「店の名前の変更を迫られた」というのです。大会期間中、
組織委員会では、こうした商業利用を取り締まるチーム「ブランドポリス」を立ち上げていて、ルールを破った
店には、2万ポンド、およそ242万円の罰金が科せられます。4年に1度の祭典なのにと地元からは反発も出
ています。
…中略…
オリンピックが運営資金をスポンサー企業に頼り始めたのは、84年のロサンゼルス大会からですが、最近で
は、エスカレートするスポンサーシップに組織委員会内部からも疑問の声が上がっているといいます。
開幕まであと2日。スポンサーも地元も一体となって盛り上がるオリンピックとなるのでしょうか。
(25日16:53)
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye5089974.html