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8 コーニッシュレック(愛知県)
LIBOR問題ヤバイ。4京円の金融資産が混乱の渦に?

LIBORスキャンダルが市場の話題をさらっているのは、この金利を基準とする金融資産の裾野がとてつもなく広いためだ。
影響の大きさを示す推計値は大きく分けて3つある。いずれも世界の国内総生産(GDP)の規模である69兆ドルをはるかに上回る。

 1つはLIBORを算出する英国銀行協会(BBA)の推定値である360兆ドル(約2京8000兆円)。このうち大半を占めるのは金利スワップだ。
LIBORを基準とした変動金利と固定金利を交換する取引のことを指す。LIBORが間違っていたとしたら、取引自体にも狂いが生じる。

 さらに大きいのは国際決済銀行(BIS)の推計値だ。2011年末時点の世界の金利デリバティブ残高で、金額は504兆ドル(約4京円)に上る。
8割が金利スワップで、金利先物と金利オプションが1割ずつを占める。

 このさらに上を行くのが米紙ウォール・ストリート・ジャーナルの推計値だ。LIBOR関連資産を800兆ドル(約6京4000兆円)と繰り返し
報じている。だが、この推計値は「ダブルカウントしているのではないか」(BNPパリバ証券の中空麻奈チーフクレジットアナリスト)との
見方が多い。スワップ取引では通常、金利の払い手と受け手の取引を合わせて1つの取引として数えるが、同紙はそれぞれを1つの
取引としてカウントし、資産規模が膨れ上がっている可能性が高いという。

 影響は消費者にも及ぶ。米国ではLIBORに関連した住宅ローンが残高ベースで13兆6000億ドル(約1100兆円)、クレジットカードも
同1兆ドル弱(約80兆円)ある。LIBORが高めに操作されていたとしたら、借り手は毎月の返済を余計に払ったことになる。

以下略
http://www.nikkei.com/money/features/29.aspx?g=DGXNASFZ1902V_20072012K11100