ブルーベリーが骨粗しょう症予防…長寿医療研
ブルーベリーなどに含まれる色素「アントシアニン」に骨粗しょう症の予防効果があることが、
新飯田(にいだ)俊平・国立長寿医療研究センター室長らのマウスを使った実験でわかった。
継続的に食べれば骨の減少を抑えられる可能性があるという。19日から都内で開かれる
日本骨代謝学会で発表する。
薬で骨粗しょう症にしたマウスに、体重1キロ・グラムあたり10ミリ・グラムのアントシアニンを
毎日与えた。約2週間後に調べたところ、骨の量は健康なマウスとほぼ同じだった。与えない
マウスは、骨の空洞化が進んでいた。
健康な骨は、骨を壊す破骨細胞と、骨を増やす骨芽細胞の働きのバランスが取れている。
骨粗しょう症では、破骨細胞数が増える。アントシアニンを与えたマウスでは、破骨細胞の数が
健康なマウスの状態に戻っていた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120718-00000885-yom-sci