淡水と海洋の諸課題を扱う世界最大の国際学会「先進陸水海洋学会 日本大会」が8日、大津市で開幕する。
40カ国以上の研究者や学生ら約1300人が6日間、最先端の議論を繰り広げる。初日は一般の人に関心を
持ってもらおうと公開シンポジウムを企画している。
同学会は4回目でアジアでは初。「地球温暖化の指標の大湖沼」「琵琶湖の過去、現在、未来」「福島第
1原発事故による海洋汚染」など70テーマのセッションを行う。
初日の8日は午後5時から、大津市打出浜のびわ湖ホールで開会式を行う。先進陸水海洋学会のジョン・
ダウニング会長や滋賀県の嘉田由紀子知事、大津市の越直美市長らがあいさつする。
公開シンポは開会式に先立ち、午後1時からびわ湖ホールである。同学会のワーウィック・ビンセント科学
委員が「地球の変化 北極からのメッセージ」、嘉田知事が「琵琶湖と人との共生」、学生代表が「世界の
水危機」について話す。動物プランクトンの映像とともにサックス奏者の坂田明さんがジャズ演奏する催しもある。
シンポは参加無料。日英同時通訳のヘッドホンも利用できる。大会事務局TEL077(522)4500に申し込む。
当日参加も可。
http://www.kyoto-np.co.jp/shiga/article/20120707000026 依頼
http://hayabusa3.2ch.net/test/read.cgi/news/1341668066/19