消耗戦回避、一斉セール 静岡駅前4商業施設 初の試み、きょうから
2012.7.5 02:09 (1/2ページ)
JR静岡駅前の中心市街地に位置する静岡パルコ、SHIZUOKA109、新静岡セノバ、丸井静岡店の4つの大型商業施設が
5日から一斉セールを始める。各店では同時にセールを行う目的を「回遊性の向上や新規需要の創出などを図るため」と説明するが、
背景に店舗間の過度な消耗戦を避ける意識や中心市街地の空洞化への危機感があるようだ。来年4月には隣の東静岡駅で
大型商業施設が開業を控えており、中心市街地をめぐる問題が一気に噴出する可能性もはらんでいる。
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競合する4施設が足並みをそろえてセールを行うのは初の試みで、中心市街地への誘客を図ることが目的。
セールに合わせ、抽選で500人に2千円分の買い物券を贈る各店合同のスタンプラリーも実施する。
現在、静岡市内には静岡駅ビルのパルシェ、百貨店では松坂屋静岡店に加え、静岡伊勢丹もあり、
「商圏人口を上回る店舗数」(大手百貨店関係者)とも言われている。各商業施設は今回の一斉セールで、客を奪い合うのではなく、
市外や県外からの集客を一気に増やすことで共存を図り、売り上げの維持拡大につなげたい考えだ。
もっと続く
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