岐阜市の中心街柳ケ瀬商店街の人気キャラクター「やなな」が、「人気がピークの時に引退するのがいい」として、来年3月で引退することになりました。
これは5日、「やなな」の活動を企画した市民団体の代表が柳ケ瀬商店街で記者会見し、発表しました。
「やなな」は、柳ケ瀬商店街ににぎわいを取り戻そうと、4年前に作られ、平成21年の「ゆるキャラコンテスト」で全国1位になったほか、岐阜県の「ときどき商工労働部長」として県のPR活動を行ってきました。
市民団体の代表は「やななの人気がピークを迎えたところで引退するのがいい」と説明し、来年3月31日に「やなな」を引退させることを明らかにしました。
同席した「やなな」は筆談で、段ボールで作られた顔に引っかけて「お払い箱ってこと?」と笑いをとったうえで、「やなながいなくても柳ケ瀬が盛り上がるようがんばっていく」と引退までの活動について抱負を紹介しました。
商店街を訪れた男性は「驚きました。全国的にも人気のゆるキャラだったので残念です」と話していました。
「やなな」は今年秋に予定されている「ゆるキャラグランプリ」で1位になって有終の美を飾ることを目指すということです。
http://www.nhk.or.jp/lnews/gifu/3083306801.html