シャープ、太陽光発電システムに15年有償保証制度
シャープは27日、住宅用太陽光発電システム全体を15年間保証する有償サービス
「まるごと15年保証」を7月1日に始めると発表した。期間中に本体システムやリモ
コンをはじめとする周辺機器が故障した場合、回数の制限なしで修理や交換が無料となり、
発電出力の低下分を回復するサービスも受けられる。
15年間におよぶ長期の保証は業界初という。料金は発電容量3〜4キロワット未満
の場合、15年分で1万5960円。
7月から始まる太陽光など再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度の導入を前に、
新サービスで他社との差別化を図り、顧客の囲い込みを目指す。
現状では無償で10年保証しているが、電力を変換するパワーコンディショナーは
10年目以降に故障する頻度が高まるため、機器に不安を持つ消費者向けに導入を促す。
(中略)パナソニックや京セラ、外資系メーカーなどは保証を10年間としているケース
が大半だが、稲田周次ソーラーシステム事業部長は「15年保証で設備機器に対する不安
を解消したい」としている。
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/120627/biz12062717170028-n1.htm