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【社会】新入社員、「ゆとり世代」と呼ばれても「気にしない」が6割
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百五経済研究所は十九日、「新入社員の意識調査」の結果を発表した。
本年度入社した昭和六十二年四月以降生まれの「ゆとり世代」の新入社員のうち、
約六割は周囲からゆとり世代と呼ばれることを「気にしない」と答えたが、
全体では世代で同一視されることに不満を感じている実態が明らかになった。
ゆとり世代の自己認識に関する設問は、新入社員の大半がゆとり世代に該当することから初めて設定された。
この四月時点で二十五歳未満の四百二十三人のうち、
ゆとり世代と呼ばれることを「気にする」と回答したのは約二割にとどまり、
残りは「分からない」の項目を選んだ。
一方、各項目の理由を問う自由記入の欄では、記入があった二百六十六件のうち、
「大人の持っている若者への偏見」「何をしても、ゆとりと言われるのは不愉快」と同一視されることに
不満を感じている意見が約二割と最も多かった。
調査は今年四月、同研究所が主催した新入社員研修会に参加した県と愛知県の
企業百五十五社の四百八十人を対象に実施した。
四百七十六人が回答し、回答率は99・2%だった。
http://www.isenp.co.jp/news/20120620/news03.htm