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170 アビシニアン(新疆ウイグル自治区)
東電が「原発が壊れたのは津波が原因」とまた嘘を吐く

東京電力は21日、福島第一原子力発電所の事故について「津波に対する備えが不十分だったことが根本的な原因」とする調査報告書を公表した。
http://scienceportal.jp/news/daily/1206/1206211.html

<意見を求める事項:原発事故と行政監視システムの在り方に関する件について>
参考人:石 橋 克 彦(神戸大学名誉教授)
1.福島第一原発は、大津波以前に地震動(揺れ)で重大事故が生じた可能性が大である。
・保安院、東電、マスメディアが大津波原因説で世論誘導を図っているのは大問題。
・田中三彦(2011a,b)『 世 界 』( 岩 波 書 店 )5月号,『科学』(岩波書店)5月号,参照。
・1号機:配管破損→冷却材喪失【「冷やす」機能喪失】→メルトダウン
2号機:圧力抑制室損傷【「閉じ込める」機能喪失】→放射能漏出・水素爆発
・地震学的にも十分ありうる;揺れは想定の26%超以下だが長時間の繰り返し荷重が重要。
・当原発は09年に保安院と安全委員会が耐震安全性を認めたが、過誤であった可能性大。
→ 改訂耐震指針、全国の原発の耐震バックチェック過程および結果が信用できない。
→ 安全審査指針類を白紙にして「リスク評価指針」を作り、全原発のリスク順位付けを。
2.全国の原発に対する保安院の津波緊急安全対策指示(3月30日)は根本的に大問題。
・前項の問題を無視している → 津波対策だけでは全原発の地震危険性は消えない。
・大津波と全電源喪失を想定 → 原子炉立地審査指針に反することを自ら認めた。
・大津波をかぶる恐れのある場所で原発を運転しようとするのは、正気の沙汰ではない。
http://historical.seismology.jp/ishibashi/opinion/110523sangiin_resume.pdf