エストニア大統領が怒りのツイート、経済批判のノーベル賞学者に
[タリン 7日 ロイター] バルト3国の1つであるエストニアのイルベス大統領は7日、
ツイッターで、ノーベル経済学賞受賞者で米プリンストン大学教授のポール・クルーグマン氏をこきおろした。
大統領のクルーグマン氏への批判は、同氏が米ニューヨーク・タイムズ紙のウェブサイトに掲載したブログで、
エストニアの経済回復について疑問を呈したことを受けてもの。
ブログの中でクルーグマン氏は、エストニアの2008―09年の経済成長低下を「恐慌レベルのスランプ」だと指摘。
同国経済がいまだ回復途上にあるとし、「全く回復しないよりはましだが、これを経済的勝利と呼べようか」と書いていた。
これに対しイルベス大統領はツイッターで、クルーグマン氏を暗に「うぬぼれ屋」と呼び反発。
「ノーベル賞受賞者が尊大にもわが国を『不毛の地』と言い切っていいものか」と批判した。
大統領府側もこれらのコメントがイルベス氏によるものであることを確認した。
エストニアは2011年にユーロ圏に参加。今年の第1・四半期の経済成長率は4%で債務も少なく、
ユーロ圏の中では財政的に健全なメンバー国の1つとなっている。
http://jp.reuters.com/article/mostViewedNews/idJPTYE85A03420120611 依頼
http://hayabusa3.2ch.net/test/read.cgi/news/1339343868/116