http://rocketnews24.com/2012/06/04/217997/ 漫画家・著名人が愛する老舗台湾料理店の特製からすみ入り焼き飯 / 東京・西新宿5丁目「山珍居」
http://sociorocketnews.files.wordpress.com/2012/06/sanchinkyo1.jpg 今話題の料理研究家、園山真希絵さんが絶賛する老舗の台湾料理店が東京・西新宿5丁目にあるという。彼女が過去
にレポートした記事によると、そのお店「山珍居」は名高い漫画家や著名人が多く訪れるお店なのだとか。実際にお店を
訪ねると、店内にはずらりと新旧著名人のサインが飾られているのである。ここのおすすめ、特製からすみ入り焼き飯
(2000円)を食べてみた。焼き飯に2000円は少々高いのだが、著名人をうならせるだけの味に納得!
■昭和22年オープンの老舗
お店は大江戸線西新宿5丁目駅を出てすぐのところにある。創業は昭和22年というから終戦(昭和20年)直後から営業
を始めていることになる。それ以来、現在に至るまでその味は変わらないというから驚きだ。しかもお店は割と新しいビ
ルが立ち並ぶエリアにあり、ひっそりと味を守り続けているという雰囲気はない。しかし、店内には今は亡き赤塚不二夫
さんをはじめ著名人のサインが所狭しと飾られている。
■どこまでもやさしい味
記者(私)がオーダーしたのは、山海の珍味とお米をミックスしたという「おかゆ」と、お店のおすすめ「からすみ入り焼き
飯」だ。ここ数日体調がすぐれなかったので、体にやさしいものを食したかった。実際に食べてみたところ、おかゆはパ
クチーの香味が効いており、衰えた食欲を呼び起こしてくれる。丼いっぱいのおかゆは少ない量ではなかった。だが、
ゴクゴクを飲み干すようにしてアッという間に平らげてしまった。
そしてからすみ焼き飯は、ほどよく塩辛いからすみ(ボラなどの卵巣を塩漬けしたもの)とご飯がよく馴染んでおり、食
事として酒のつまみとしても最高。ご飯のパラパラ具合は、熟練の腕前をうかがわせる。なおかつ、親しみ深い味わい。
一口食べることに癒されるような心地よさを感じる。
■大本命は冷やし中華
実はこのお店、冷やし中華の評価が高い。ぜひとも食べてみたいと思ったが、スタッフの方に尋ねると「冷やし中華は
8月の昼だけ」とのこと。これはぜひ8月に改めてお店を訪ねないと思った次第である。